“働き方改革時代”の転勤とは?

 

◆「ノー転勤」社員が増えている

昨年、JILPTは「企業における転勤の実態に関する調査」を行いました。

これによると、61.2%の企業が「正社員(総合職)の転勤の可能性がある」と回答しています。

 

同調査結果で特に興味深いのは、この「転勤がある企業」において、過去3年間で転勤配慮の要望が「増えた」という回答は、男性社員で18.2%、女性社員で11.7%と、いずれも「減った」を大きく上回っている点です。

 

従業員が転勤に難色を示すのはいつの時代も同じですが、今どきの従業員は、声を上げて「ノー」と言う傾向にあります。

 

◆政府も転勤ルールを整備中

政府も現在、転勤に関する雇用管理ルールの整備・検討を進めています。

 

いわゆる“働き方改革”の大きな柱にワーク・ライフバランスがありますが、転勤は、単身赴任や配偶者の転職をともなったり、育児・介護を困難なものにしたりと、ワーク・ライフバランスを大きく損なってしまうものとして、政府からも問題視されているのです。

 

◆簡単に転勤を命じられない時代

もちろん企業には法律上、配転命令権が認められています

(ただし濫用は禁止されています)。

事業所間の人員調整、ジョブローテーションによる人材育成など、転勤が必要な事情もあるでしょう。

しかし、今や転勤は会社が必ずしも自由に命じることができるものではなく、自社従業員や政府から「配慮」を求められてしまうご時世だということは、認識しておくべきです。

 

◆転勤にまつわるトラブルを防ぐために

転勤における「配慮」としてもっともわかりやすいのは、賃金を上乗せすることでしょう。

 

リクルートワークス研究所『Works No.134』によると、転勤による賃金の割増率は、例えば野村證券では10~15%、モスストアカンパニーでは10%であり、概ね10~20%の割増賃金を支払えば、多くの人が納得しやすい水準とのことです。

 

ただ、賃金はほんの一例です。勤務時間、業務内容、転勤後の社内キャリアといった処遇について、社内ルールの未整備により、転勤対象者とそうでない従業員(地域限定社員やパートタイマーなど)の双方に不公平感があると、転勤濫用を疑われたり、転勤を理由とする離職につながったりしかねません。

 

転勤ルール(社内規程、賃金制度等)をきちんと整備して、従業員に周知しましょう。

 

〒103-0004 東京都中央区東日本橋3-6-6 さつきビル5F

        湯澤社会保険労務士事務所

            代表・社会保険労務士 湯澤 悟

      TEL:03-3249-0777  FAX:03-3249-0787

             http://www.office-yuzawa.com

 

www.makiko-omokawa.jp Blog Feed

石綿「一人親方」を高裁でも救済 (木, 24 5月 2018)
>> 続きを読む

若者雇用促進法の指針見直しと転勤制度の見直し (木, 24 5月 2018)
>> 続きを読む

M字カーブ解消? 働く30歳代女性が増加中 (木, 24 5月 2018)
>> 続きを読む

ダイヤモンド・オンライン - 新着記事

「定年離婚」される妻に、夫が愛想を尽かす5つの瞬間 - News&Analysis (火, 19 6月 2018)
>> 続きを読む

長谷部誠のリーダーシップ、なぜ歴代代表監督5人に信頼されたか - ニュース3面鏡 (火, 19 6月 2018)
>> 続きを読む

W杯日本代表を世界のファンはどう見ているかがわかるランキング - SPORTS セカンド・オピニオン (火, 19 6月 2018)
>> 続きを読む

社長ブログという雑文

今週は学生のブログランキングはお休みします (月, 18 6月 2018)
>> 続きを読む

学生のブログランキング 6月9日まで (月, 11 6月 2018)
>> 続きを読む

学生のブログランキング 6月2日まで (月, 04 6月 2018)
>> 続きを読む

www.food-fukushima.jp Blog Feed

2018年5月に読まれた投稿ベスト30 (金, 01 6月 2018)
>> 続きを読む

鏡石町 ラーメン「瀧乃家」 (金, 01 6月 2018)
>> 続きを読む

2018年4月に読まれた投稿ベスト30 (金, 04 5月 2018)
>> 続きを読む